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オペラ・アリア集

???素晴らしいレコードである。カリタ・マッティラの声はすてきに美しい。ビロード柔らかさ、優しさ、力強さ、集中力を兼ね備えている。高音部は華やかに輝き、低音部は温かい。2オクターブを超える音域で音質も純度も揺るぎない。彼女は多様な表現と抑揚を意のままにつけることができるのだ。その調音、息づかい、そしてフレージングには、少しのずれもない。 ???ゴージャスなセレクトとなったロシア、チェコ、ドイツ、イタリアのオペラからのヒロインたちに扮し、マッティラは並はずれたヴォーカル、スタイル、そして感情の幅を見せてくれる。チャイコフスキーのリサ(「スペードの女王」)やヤナーチェクのイェヌーファ(「イェヌーファ」)の荒れ狂う絶望、ワーグナーのエルザとジークリンデ(「エルザの大聖堂」)の激情、プッチーニのマノン(「マノン・レスコー」)やヴェルディのアメリア(「シモン・ボッカネグラ」)の思い沈む郷愁、シュトラウスのクリソテミス(「エレクトラ」)の苦悶の絶叫、そして、レハールのハンナ(「メリー・ウィドウ」)の素朴でユーモラスな魅力。 ???もちろん、オペラの抜粋につきものの問題点もある。歌の最後はいつも随意に消されているようであるし、ジークリンデのアリアには、途中から始まっているものもある。しかし、マッティラは曲の雰囲気を見事にかもしだすばかりか、純粋に音楽的かつ表現的な方法によって真の人物像を創りあげている。オーケストラも美しい響きとすばらしいバランス感覚で演奏を盛りたてている。難易度の高いイェヌーファのアリアでのダンカン・リデルによるバイオリン・ソロも見事だ。(Edith Eisler, Amazon.com)

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